生理周期でお悩みではありませんか?
2020年03月4日
今回 多嚢胞性卵巣症候群(pcos)についてお話していきますね。
多嚢胞性症候群(pcos)とは卵胞が発育するのに時間がかかり、中々排卵しないという状態です。
又 卵巣の皮膜が硬くなって卵子が排卵しにくくなり、卵巣の中に卵胞が沢山残ってしまうという状態です。
この沢山ある卵胞というのは実は何周期も前から古い卵胞が沢山残っているというイメージです。当然ですがこの卵胞たちでは卵の質はよくありません。
症状としては
- 生理周期が長い
- 生理が以前は順調だったのに現在は不規則
- にきびが多い
- やや毛深い
- 肥満
- LH(黄体化ホルモン)がFSH(卵胞刺激ホルモン)より高い
- 男性ホルモンの値も軽く上昇している
などがあります。
超音波で卵巣をみると10mm位の大きさの卵胞がたくさんできて卵巣の外側に一列に並んでネックレスみたいに見えることからネックレスサインと呼ばれます。
先ずはホルモン値から考えてみましょう。
脳の下垂体前葉というところからFSH(卵胞刺激ホルモン)とLH(黄体刺激ホルモン)というホルモンが出ます。
これらのホルモンはどちらとも卵を育てるホルモンです。
多嚢胞性卵巣症候群の方はこの2つのホルモンのバランスが崩れてしまっているのです。
本来ならFSHよりLHの方が低いのがいいのですが、多嚢胞性卵巣症候群の方はLHが高値を示します。又LHは排卵を促すホルモンでもあります。
LHがずっと高値だと卵巣の皮膜と言われる部分が硬くなってきます。
卵巣の皮膜が硬くなると卵子が卵巣の壁を破れなくなり卵巣内で卵胞が沢山渋滞してしまいます。だからなかなか質の良い卵胞がそだたないのです。
多嚢胞性卵巣症候群に対してアプローチするには、古い卵胞を代謝させる必要があります。
つまり卵巣の代謝を上げるという事です。
卵巣の代謝を上げるのはそんなに難しい事ではありません。
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最後までお読みいただきありがとうございます。