物を持つと肘の外側が痛いのはなぜ?握る動作とテニス肘の関係|須磨区・名谷・妙法寺
2026年11月6日
買い物袋を持ち上げたとき、肘の外側が痛む。雑巾を絞ったり、フライパンを持ったりすると、同じ場所が気になる。
そんな痛みについて調べると、「テニス肘」という名前が出てきます。
「テニスなんて、していないのに?」
そう思う方もいらっしゃるでしょう。実はテニス肘は、家事や仕事など、普段の手の使い方でも起こる肘のトラブルです。
その仕組みを知る鍵は、物を握るとき、指を曲げる筋肉だけでなく、手首を支える筋肉も働いていることにあります。
今回は、手の動きと肘のつながり、そして日常生活で負担を減らす工夫をご紹介します。
握っているのは手なのに、なぜ肘が痛むのでしょうか?
手を握るとき、目に見えて動くのは指です。しかし、その動きを支えるために、肘から手首までの「前腕」にある筋肉も働いています。
例えば、買い物袋の持ち手を握って持ち上げる場面を想像してください。
指は持ち手をつかみます。一方、手首は荷物の重さに負けて曲がりすぎないように、位置を保つ必要があります。
このとき働くのが、手首を手の甲側へ起こす筋肉です。手首を動かすときだけでなく、手首を安定させて物を支えるときにも仕事をしています。
その筋肉の一部は、肘の外側にある骨の出っ張りにつながっています。筋肉と骨をつなぐ部分が「腱」です。
つまり、手で握る・持つという動作の負担が、筋肉や腱を通して肘の外側にも伝わるのです。テニス肘では、この付近の腱に傷みや細かな損傷が生じます。
肘が大きく動いていなくても、手を使うことで肘の外側に負担はかかります。

「肘をぶつけた覚えはないのに痛い」という疑問も、手首とのつながりを知ると理解しやすくなります。
テニス肘は、家事や仕事でも起こります
テニス肘の正式名称は「上腕骨外側上顆炎」です。
名前にテニスと付いていますが、ラケットを使う人だけの症状ではありません。握る、持ち上げる、ひねるといった動作を繰り返す生活の中でも起こります。
例えば、次のような場面です。
- 買い物袋や仕事のかばんを片手で持つ
- 雑巾やタオルを強く絞る
- 調理器具を握り、繰り返し手首を使う
- ドライバーなどの工具を握って作業する
- ラケットを握り、繰り返しボールを打つ
共通するのは、物を握りながら、手首や前腕にも力を入れていることです。家事・仕事・スポーツと場面は違っても、似た負担が積み重なります。
また、腱の状態には年齢に伴う変化も関係します。以前は平気だった作業でも、最近になって肘の外側が痛み始めることがあります。
痛みを整理するときは、重い物を持った一回だけでなく、普段どのような作業を、どれくらい続けているかにも目を向けてみましょう。
症状の特徴と当院の施術については、テニス肘・肘の外側の痛みのページで詳しくご紹介しています。
痛みを確かめるより、「どの動作で困るか」を整理しましょう
テニス肘では、物をつかんで持ち上げたり、タオルを絞ったりすると、肘の外側から前腕にかけて痛みが出ることがあります。安静にしているときは、あまり気にならない方もいます。
ご相談の際に役立つのは、痛みを無理に再現することよりも、普段の困りごとを整理しておくことです。
「買い物袋を持つと痛いけれど、腕を下ろしていれば楽」
「作業を始めた直後より、しばらく続けた後につらくなる」
「肘の外側だけでなく、前腕にも痛みが広がる」
このように具体的に伝えていただくと、負担のかかる場面を共有しやすくなります。
最近、掃除や調理の量が増えた、仕事で新しい道具を使い始めた、久しぶりにスポーツを再開したなど、生活の変化も振り返ってみてください。
痛みの有無を確かめようと、重い物を何度も持ち上げたり、痛い場所を繰り返し強く押したりする必要はありません。
また、手のしびれや急な力の入りにくさがある場合は、その症状も必ずお伝えください。転倒後の強い痛みや変形、赤く熱を持つ腫れに発熱を伴う場合は、速やかな医師の診察が必要です。
負担を減らすには、持ち方と作業量を変えてみましょう
家事や仕事では、手を全く使わずに過ごすのは難しいものです。
そこで考えたいのが、一回にかかる力と、同じ作業を続ける時間を減らすことです。痛みが増す動作は量や方法を調整し、肘への負担を軽くしていきます。
荷物は小分けにして、両手を使う
例えば、買い物袋一つに荷物をまとめているなら、重さを分ける方法があります。
調理器具なども、片手だけで持ち上げる代わりに、可能であれば反対の手で安全な部分を支えます。
まずは「いつもの持ち方を少し変えると、楽になるか」を目安にしてください。変更しても痛む動作は、無理に続けず、重さや回数をさらに減らしましょう。
握り続ける時間を短くする
掃除、工具作業、ラケットを使う運動などは、同じ握り方が続きやすい場面です。
まとめて終わらせようとせず、途中で手を休めたり、別の作業を挟んだりしてみてください。
例えば、雑巾がけを一度に長く続ける代わりに、片付けなど握る力をあまり使わない作業を間に入れる方法もあります。
スポーツでは練習量に加えて、握り方やフォーム、用具が自分に合っているかを見直すことも大切です。
ストレッチや筋力運動は、状態に合わせる
テニス肘のケアでは、手首や前腕のストレッチ、筋力運動が用いられます。ただし、痛みを我慢して強く伸ばしたり、急に重い物で鍛えたりする進め方は避けましょう。
痛みの程度や動かしやすさを確認し、その時期に合う方法と量を選ぶことが大切です。
「休ませること」と「少しずつ動かして負担に慣らすこと」は、状態に合わせて使い分けます。ご自身では加減が分からない場合も、ご相談ください。
当院では、肘の状態と負担が重なる動きを確認します
須磨あい鍼灸整骨院では、痛みが始まった経緯や、家事・仕事・スポーツで困っている動作を伺い、肘や手首の動き、周囲の筋肉の状態などを確認します。
大切にしているのは、痛む場所への対応と、その場所に負担が繰り返される背景を、合わせて考えることです。
当院のテニス肘に対する施術では、状態に応じて鍼施術や超音波施術などを用い、関節の動きや筋肉の柔軟性にも対応します。
また、肘から手首だけでなく、肩や身体全体との動きのつながりにも目を向けます。必要に応じて、身体の土台となる骨盤や背骨を含めて確認し、施術方針を考えます。
「どの動作を減らしたらよいか分からない」
「仕事で手を使うので、休ませ方を相談したい」
「スポーツを続けながら、負担を調整したい」
このような、日常生活と両立するためのお悩みもお聞かせください。
医師による診断や画像検査が必要と考えられる場合は、整形外科の受診・併用をご案内します。
初めてご来院される方は、アクセス・受付時間・料金表もご確認ください。ページ内で施術の流れもご案内しています。
物を持つたびに肘が痛む方は、ご相談ください
買い物、料理、掃除、仕事。手を使う場面は、一日の中に何度もあります。
そのたびに肘の外側が痛むなら、普段の手の使い方と、肘・手首の状態を一緒に確認してみましょう。
須磨区・名谷・妙法寺周辺で、物を持つときの肘の外側の痛みや、スポーツ中の肘の違和感にお困りの方は、須磨あい鍼灸整骨院へご相談ください。
ご予約・ご相談の際は、「何をすると肘が痛むのか」をお伝えください。
須磨あい鍼灸整骨院
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